カガワの自転車
清ちゃんの
オーバーホール日記



第287回

清ちゃんのつぶやき(その233)ナイトライン



 熊本は桜も数日前の雨でほとんど散ってしまった。今週は月曜から高校、中学校、小学校と入学式が続いた。入学式に桜、いい光景が県内各地で見る事ができただろうと思う。今頃は関東あたりが満開の季節だと聞く。そう言えば昔、5月の連休に青森に行った時、弘前で桜祭りをやっていた事があった。日本も広いなぁと感じた事を思い出す。



 この半月以上、他の人のブログをあまり見ていなかった。家に帰ってパソコンのスイッチを入れ、2つ、3つと読み始めると疲れているせいかすぐに眠気が襲ってくる。そのままパソコンも自分もスリープモードに入り、気がつくと朝になっている。ほとんど毎日、そうだった。やっと春需のピークを過ぎ、いろんな人のブログを今になって読んでいる。その中で、5月に400kmブルベに挑戦するTさんのブログもある。以前書いたHさんも参加である。鹿児島県南端から北上、有明海を回って長崎県諫早市手前が今回のゴールである。



 この他にも夜に走っている人達のブログも読んだ。昼間は仕事で忙しく、夜しか時間がとれないといった人もいる。関東にいる知人もこのところ夜間走行に目覚めたみたいだ。本当に自転車が好きな人達は夜昼関係なく走っているものだと感心する。さて、ブルベ、以前にも書いたが一定の距離を制限時間内で走破するものである。200km程度なら明るい内に走りきる事も可能である。ところが300km、400kmと距離が延びるとよほどのスーパーマンでない限り夜も走らなければならない。



 季節も関係するが、夜昼の気温の変化にも気をつけねばならない。一番の問題は照明、これに尽きると思う。街だって、道路だって夜と云うのは昼間とは違った景色になってしまう。ほとんどの人が何らかの形で夜間走行を体験しているだろうと思うのでこれは理解できると思う。昼間は渋滞している道路も夜は走りやすい。ただ道路の段差などは見えにくいし、全体的な見通しも悪くなる。



 都会ならいざ知らず、田舎になると真っ暗闇の中を走らなければならない事もある。知らない道だと心細い想いをする。道路標識も見落としそうになったり、路肩が見えにくかったり、進行方向と同じ方向の轍などは特に見えにくく前輪をとられる事だってある。クルマさえ来ていなければ道路中央付近を走った方が安全だと思う。



 今はLEDが主流になり、明るくなったし、球切れの心配もしなくていい(昔のライトには予備の球が内部に装着できるようになっていた)。ただライトによっては光が拡散し過ぎたり、集中し過ぎたりするものもある。ライト選びは人によってその点の好みが違うので難しい。それでもブルベの人達のブログを読んでいると感心する。中には?というのもあるが、自分達であれこれ工夫し、加工したりと涙ぐましい努力をしているのが手に取るように判る。



 そういえば、神奈川県に住んでいた頃、満月の夜にヤビツ峠に行ったことがある。その頃の照明といえば単一乾電池を3本使った懐中電灯とリヤダイナモ式の泥除け先端に取り付けたライトのみ。それでも月夜はありがたかった。峠では一人、湯を沸かしコーヒーを飲んだ事を思い出す。



 それにしてもブルベ、夜中の2時、3時に山の中の道路を走るのである。もし、クルマで走っていてその光景を見たらドライバーは何と思うのだろうか?信じられない光景を間のあたりにして、さぞかし驚くのだろうなと想像するだけでも面白い。ブルベまであと半月、雨が降らない事を祈っております。



第288回へ続く...

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